2016/02/20
今日は結納について書いていきたいと思います。
『結納』って結婚されてない方には馴染みの無い言葉ですよね。
まず、『結納って何?』と言う所から入っていきますね。
結納とは、結んで納めるという字のとおり、
両家が親類となって「結」びついたことを祝い、贈り物を「納」め合うということです。
結納をすませたら「結婚をします」という約束を公に交わしたことになります。
今までの関係と何も変わらない。
結婚式まで、二人の関係を「確か」なものにする何かがないと、特に女性は不安になってしまう
なんてことがあるんですよね。
結納とは、そんな口約束だけの「結婚の約束」を公にするために行う、伝統的なスタイルの儀式
になります。
結婚の約束をした証として、両家の間で金品を取り交わし、婚約を確かなものにします。
(花嫁さんをお金で買うなんて言うのは大きな見当違いといえます) また、男性側にとっては、
大切な娘を嫁に出す女性側の親に対し、誠意の気持ちを表す場にもなります。
二人にとりましては、気持ちの上で大きな節目になり、また責任や覚悟を新たにする大事な式となります。
また、両親につきましては、考え方や、生活習慣の違う両家がこの結納を通して歩み寄り、
二人の婚儀をスムースに運ぶ潤滑油にもなり、今後の親戚付き合いをするうえで、
お互いが尊重し合いながらお付き合いができると言う訳ですね。
そもそも、結納はするしないは自由です。
ただし、結婚は当人同士だけでなく両家に関わる大切なこと。
婚約の証を儀式として 執り行うことで お互いに誠意を示し、良い親戚関係を築く礎となるでしょう。
また、二人の気持ちにケジメをつける意味もあり、結納式を行うメリットはとても大きいと言えます。
そして、当然のことながら、結納の儀式は心のこもったものでなければなりませんが、
心に思っているだけでは先様には伝わりませんので、やはり、形に表わして、
相手に伝わりやすくし、心と形の両面があいまってこそはじめて結納の意義が生きてくるといえるでしょう。
また、お金がかかってきますので、そこも心配なところ。
結納式にもいろいろと種類があり、より正式に豪華にすればするほど費用もかさみます。
最近では「略式結納」といって、コンパクトな結納品を用意して
レストラン等で食事会をかねて 結納式を行う方も多くいます。
結納金を包まずに、婚約指輪や記念品のみで結納する方もおりますし
予算に合わせて様々なタイプの 結納を行えば良いんです。
地域によってやり方に違いがあるので、両家の間で確認しましょう。
一般的には、結婚式の3~6ヶ月前に行うのが一般的です。
六輝(六曜)の中で大安や友引といった日の午前中に行うのがベストと言われてます。
結納には「正式結納」と「略式結納」の2つのスタイルがあります。
正式結納は、仲人が両家を往復して9品の結納品(目録)や結納金を届けるスタイルで、
最近はこのスタイルで結納を行うカップルは減っているものの、
地域や家のしきたりで行う場合もあります。
略式結納は、両家がどちらかの家やホテル、料亭などに、
一堂会して結納を交わすスタイルで、結納品(目録)の数も減らしライトなスタイルで行います。
最近は、顔合わせ食事会のみのスタイルも増えてますので、ご両家で相談して
一番良い形を選んでくださいね(⋈◍>◡<◍)。✧♡